本来届くべき相手の不在・続編
※27日はまだ仕事納めではない。
前回の流れとあといろいろ付け足した。
- 何かしらの問題に対してネット上で何かしらの意見が出る。
- 意見がネット上でのみ出回る・盛り上がる。主にまとめブログ。
- ネット外にはほとんど出て行かない。(出ていったとしても在◯会とかフ◯テレビとかあんな感じの残念デモになる。)
- 本来意見の届くべき相手(=実際に問題を解決する能力・権力・金・票etc...がある人。おっさん。ジジイ。ネット民がよく使う「一般人」。)は大体ネットの意見なんて見ない。
- 本来意見が届くべき相手には届かない。
- 事態は進展しない。
- 事態が進展しないことにネット民が苛立ち始める。
- 意見というか怒りの矛先が本来届くべき相手からネットの中にいる奴に向かう。(例:「彼女いる癖に童貞自称しちゃう奴って」みたいなヘイト)
- 意見が妙な方向に先鋭化・陰謀論化。(ウジ◯レビとかハ◯ズムとか、変な名前つけて悦に入っちゃうあの嫌な感じ)
- 意見自体が先進ネット民(?)にとって古臭いものになり、陳腐化する。
- それでもやっぱり事態は進展しない。あんはっぴー。
2で盛り上げるのが主にまとめブログだって所が激しくヤヴァいよ。偏向だなんだと言って大手マスコミをdisれないくらいヤヴァいよ。ヤヴァいんだけども今のところそれしかないよ。twitterじゃ例えフォロワー24万の某氏辺りでも見てる限りじゃ無理だろうし、普通のブログなんてもっと難しいと思う。togetterは…うん。見る人少ないよやっぱり。「ブログでも何でも、中身をちゃんと読む奴って実はそんなにいないんだよね」って話が出てから何年経ったか覚えてないけど、タイトル詐欺で爆釣り(はぁと)するようでないとネット民フィッシングは出来なさそうだよ。
4と5。あと数十年すればそこら辺でゲートボールに励むジジイ達も「昔はワシもネットバトルに励んでいたものじゃ…フォッフォッ」とか言い出す世界に変わるかもしれないね。希望はあるのかもね。かもだけどね。ねーよ。俺と同年代の人達ですら「あなたもわたしも元ネットバトラー!」みたいな世界にはなりそうにないよ。
8と9と10は別の問題な気はするけど、本来届くべき相手に届かないからこうなる、って話なので無理矢理入れた。あと、(先進)ネット民って表現が激しく失笑モノなんだけどいい表現法ないかな。はてな民って言えばいいのか知らないけど、そんなに絞るようなものでもない。「まとめブログのコメント欄にいなさそうな奴」みたいな括り。
事態が進展しないのはどうすればいいんだろうね。とりあえず「特定のお偉いさん1人もしくは数人を焚き付けりゃいい」話なのか「マスコミの電波に乗せて全国放送させれば済む」話なのかは分けるべきな気はする。
後者はマスコミの電波に乗せる必要がある以上、マスコミがやりたくなさそうな文脈とマスコミ批判は無理だろうね。マスコミ同士で啀み合って憎しみ合って叩き合ってるようならマスコミ批判は出来るかもしれないけど、今のところは残念だけど無理っぽいね。こうすればいいって手段は見当たらない。
前者にしたって、ネットで意見を一本に絞って、ネットから直で意見を持っていく方法は思いつかない。そもそもネットで意見を一本に絞れたことなんてそんなに数あったっけか。「このゴミみたいな記事を書いた〇〇新聞の■■記者はクソ」みたいなマイナス方向の意見ならあるかもしれないけど、「〇〇するべき」ってプラス向きの話で意見を絞れていた覚えがない。
やっぱりおっさんにもジジイにも無理矢理に聞かせちゃうテレビと新聞ってすごいね。「説教したい奴は大量にいるが、説教を聴きたい奴はいない。」みたいなネットにありがちなジンクスを余裕で飛び越えて行っちゃうね。羨ましいね。あ、「日本国民のメディアリテラシーは先進国の中でも特にうんちゃらかんちゃら」みたいな話はもう陳腐化されてるのでもういいです。実際何も解決されてないんだろうけども言説だけが陳腐化されてるのでもういいです。
まずい。何書きたかったんだかわからなくなった。
あ、そうそう。童貞ですし彼女はいません。ついでに募集もあんまりしていません。働いてないしバイトもしてないしで金がないんでサイゼリヤすら誘えません。(二度目)