脳筋パワープレイ

140字以上の文章を書こうとするとすごい構ってちゃん感が出る文体になるのなんとかしたい。

苛ついたのでファイナルゴールデンタイム

 きょうは、ごーるでんへあーたいむのさいしゅうかいでした。もやっとしたことも、くすっとしたこともたくさんありましたが、すっごくたのしいこうぎでした。おしまい。

 比率としてはモヤっと8に対してクスっと2くらい。眠くて長々書ける気がしないしそろそろ卒論書かないとくたばるので短めに書くよ。

「ネット上に落ちている真偽不明な様々な情報の検証は、プロのジャーナリストの仕事」

「情報の検証・調査報道は金にならない」

 言い回しは違った気がするけどニュアンスは間違ってないはず。

 はて。なんだろうねこの2つ。それぞれ単品で見ると割とそうだねーそうなるだろうねーそうせざるをえないよねーって感もするんだけれども、2つ並べるとどうなのよこれ。プロって単語の定義問題にでも落とし込めばいいのかもしれないけれども、基本的にプロの仕事ってことはそこでその人は働いて金を得るわけで。逆に言えばそこで金を得るために働いているわけで。あーあー金じゃないんだ正義感なんだとかナントカは聞こえない。

 金を得て食っていく為にプロとして働いてるのに、わざわざ一銭にもならないネットの情報の後追い検証なんかやるわけねえだろ。

 もしくは、「例え一銭にもならなくても、それでもプロのジャーナリストがネットの情報の後追い検証をやらざるを得ない」そんな状態にどうやったら追い込めるのか、どういう経緯を経てそんな状況になるのか聞いてみたいんだけれども。

 あと、あの講義のtogetterまとめは全部読んできたつもりだけども、このへんの反論はなかった気がするよ。

 マスに訴えられるのは今の所新聞とテレビ(とあとラジオと雑誌?)(=プロ)のみで、じゃあこれがTwitterなりはてなブックマークなりmixiなり顔本なりインターネットの超モンスタースーパーハイパーパワーでどうにかなるかっていうと、現状見てる限りだとどうにもそんな気はしてこないのよね。プロのジャーナリストが例え一銭にもならなくてもネットの情報の後追い検証をせざるを得ない状況っていうのはつまりはこの状況をひっくり返す必要があるよね。当然だよね。俺含めて意識高いのか高くないのかわからないインターネッツの皆様方、情報に対する金払い悪いもんね。マスに訴えた方が割合としても人数としても総額としても金動きそうだもんね。

 で、これをひっくり返せるかっていうとそんな気はさっぱりしないんだけれども。記事の中身だけ見ても。ネット上でも、やっぱりまともなニュース記事はソース辿って行くと新聞なりテレビなり頑張ってすっぱ抜くことに成功した雑誌なりの記事になるよね。ネットメディアは正直どうなのよイメージ。数カ所あるけどどこもほぼ横並びでいまいち違いがわからなかったりマスメディアの二番煎じ記事だったり妙に週刊誌的だったりでどうもどこかが物足りないイメージ。中の人を見てみると多分元大手マスコミの人がいっぱいなんだろうけれども、それでもどこか物足りない。これをひっくり返せるほど「ネットのアマチュアジャーナリスト最高!」になるんだろうか本当に。

 というか、こんな状態からどうやってプロのジャーナリストを没落させていく図が浮かぶんだろう。いや、そりゃ新聞もテレビも今苦しいんだよ!ってのはあるかもしれないけれども、じゃあ一銭にもならない上時間と労力と手間のかかる仕事をやるようになるかっていうと別だよね。むしろ苦しかったら時間と労力と手間がなるべくかからず、かつ金になる仕事するよね。不動産業とか金貸しとか。

 課題で10年後の未来予想しろって言われたけどもネットジャーナリズム的な意味で明るい未来かっつーとうーんどうなんだろうね。趣味にはなるけども儲からないっていうのはこのまま行くと多分10年後もその通りだと思う。

 「将来的には、〇〇しない奴は世間に相手にされなくなるだろう。」みたいな言い回しの脳内お花畑未来予想感すごいよね。将来ってのが何日何週間何ヶ月何年何十年後を指すのかは場合によってまちまちだろうけど、10年単位の予想で実際うまく行った例ってどれだけあるんだろう。